011 Rubyビジネス・コモンズが7/22(水), 23(木)に2周年記念総会を開催!


こんにちは、id:EC-OneのAkiです。

以前、一度ご紹介をしましたがEC-Oneイーシー・ワン)はJavaRubyのコミュニティに対して支援を行っており、その中のひとつに「Rubyビジネス・コモンズ」があります。(RBCという名前でご存知の方もいらっしゃるかも知れません)

Rubyビジネス・コモンズは,Rubyによる技術やビジネスのノウハウを作り出し共有することを目的とするコミュニティ。福岡を拠点に2007年7月に設立された。「コミュニティがテクノロジーをリードする時代になった」(最首氏)との思いから立ち上げたという。現在のメンバーは522名。「どこにも『メンバー募集』と掲げていないのに,これだけの人たちが集まってくれた」(最首氏)。7割はエンジニアで,そのほかにはデザイナー,コンサルタント,営業マンなど様々な職種のメンバーが集まっている。

「Rubinnovationを起こしたい」---Rubyビジネス・コモンズが設立1周年イベント,事例やソフトを披露 | 日経 xTECH(クロステック)

そんなRubyビジネス・コモンズが、設立から2年を記念して「2周年記念総会」を開催することになりました。今回は「福岡Rubyビジネス拠点推進会議*1との共同開催なのですが、その内容はというと...

  • JRubyの開発者であるThomas Enebo氏の「記念講演」
  • Rubyの開発者であるまつもとゆきひろさんの「ライブコーディング」
  • 楽天食べログ・TISがRubyを活用したビジネスについて語る「Rubyビジネス最前線」
  • そしてイケテル勉強会シリーズの最新版である「イケテル“クラウド”勉強会」

など非常に盛りだくさんです!

詳しくは下記、Rubyビジネス・コモンズメーリングリスト*2からの引用をご覧いただいて、気になった方はどうぞお気軽にお申し込みください。

早いもので、RBCが設立されてから、この7月で満2年となりました。
これまで勉強会の他、海外でのイベント参加や、Ruby大賞への協力など、様々な活動を行ってきました。

振り返ってみると、この2年、Rubyを活用する人は、ますます増加してきましたが、
それ以上にコンピュータ業界は、大きく変化をしてきました。
ビジネス環境は、依然として大変な状況が続いていますが、変化の時代は、可能性の時代であるとも言えます。
今までの価値が、新たな価値へと移行するタイミングは、全ての人に可能性をもたらしてくれる時代でもあります。

こうした時代、RBCだからできることを考え、多くのみなさんの可能性を広げることができないか。
そういうことを、みんなで考え、次の一年に踏み出していくつもりです。

この2年を踏まえ、そして、次の時代を見据えながら、RBC2周年記念総会を開催いたします。
今回は、福岡Rubyビジネス拠点推進会議との共同開催です。

2日目には、まつもとさんによるイベント。そして、Rubyを使って並列分散処理を実装する「クラウド勉強会」も行います。
是非とも多くの方に参加いただき、次の時代を一緒に考えていきたいと思います。


【開催概要】

1.日時:7月22日(水)23日(木)

2.スケジュール
 (1)7月22日(水)
  場所:ホテル日航福岡 3F都久志の間
  住所:福岡市博多区博多駅前2丁目18番25号 TEL.092-482-1111
  http://www.hotelnikko-fukuoka.com/access/

  13:00〜13:30 福岡Rubyビジネス拠点推進会議 総会  13:00〜13:30
   1.挨拶
     西岡会長挨拶
     名誉会長(麻生福岡県知事)挨拶
   2.議事
     平成21年度事業計画(案)について
     平成21年度予算(案)について
     役員等の選任について

  13:40〜17:15 福岡Rubyビジネス拠点推進会議、Rubyビジネス・コモンズ合同記念イベント
   3.RBC活動報告
     Rubyビジネス・コモンズ会長 最首英裕
    「RBCの取組と今後のRubyビジネスの可能性(仮)」

   4.記念講演
   講演1 (株)ネットワーク応用通信研究所フェロー まつもとゆきひろ氏
    「世界のRuby最新事情と福岡への期待(仮)」
   講演2 サン・マイクロシステムズ社 Thomas Enebo氏
    「JavaとRubyの融合による開発のイノベーション(仮)」

   5.Rubyビジネス最前線
   【Rubyに期待できること、Rubyを活用した新たなビジネス展開】
   Rubyに先進的に取り組むF-Ruby顧問企業が、Rubyを活用する意義、
   活用事例と、今後の戦略について語る。

    ○ 楽天(株)取締役常務 安武弘晃氏    
    ○ (株)カカクコム 食べログ本部副本部長 宮島壮洋氏
    ○ TIS(株)SonicGarden カンパニー長 倉貫義人氏

  17:30〜 交流会  17:30〜
    ※交流会参加費3,000円


 (2)7月23日(木)
  場所:福岡県吉塚合同庁舎 6F 604会議室
  住所:福岡市博多区吉塚本町13-50
  http://www.pref.fukuoka.lg.jp/f01/koutuu-yoshiduka.html


  10:00〜12:00 まつもとさんライブコーディング
   Rubyを生み出した「まつもとさん」が、Rubyの肝について語ります。
   Rubyに取り組んでいる人、これからRubyに取り組もうとしている人。
   Rubyに興味がある人。全ての人に、「Ruby」を感じてもらいます。

  13:00〜17:30 イケテル“クラウド”勉強会
   世界的に利用がはじまっているクラウド。Rubyを使えば、クラウド環境を
   存分に活用することができます。
   ここでは、Googleを支える技術として注目を浴びている「Map Reduce」を、
   Rubyによって実装してみます。

   使うのは、「Map Reduce」のオープンソース実装である「Hadoop」。
   これに、New York Timesが社内で使っていたRubyのノウハウとして
   公開したMRToolkitを使い、本格的な大規模並列処理が、
   簡単に作れることを体感してみます。

   Rubyが初めての人でも、クラウドが初めての人でも、是非参加ください。


3.申し込み
 申込は下記フォームよりお申込み下さい。
    http://form1.fc2.com/form/?id=439320


以上です。

2周年記念総会はRubyビジネス・コモンズのメンバーに限らず、誰でも自由に参加することが出来ます。
エンジニアの方だけでなく普段は企画や運用をされている方、営業をされている方、学生の方など、色んな分野で活躍しながら「Rubyの最先端をちょこっと知ってみたい」人に参加してもらえればと思います。







JavaRuby及び周辺のOSSを用いた開発に関して、企業があらゆる悩みごとを相談できるのが、ナレッジセンターの「レスキューサービス」です。
どんな相談でも親身に受け付けますので、レスキューサービスってなに?もっと知りたい!と思った方はお気軽に問い合わせ下さい。
問い合わせ画像リンク

*1:「新ふくおかIT戦略」に基づいて始まった福岡県の産業活性化の取り組み

*2:「自分もRBCのメンバーになって、こういった開催案内を受け取りたい」という場合はhttp://rubybizcommons.blogspot.com/2009/01/blog-post.htmlをご覧ください